真我は個人を超えているので、個人の視点からの理解には自ずと限界がある

受講者
セッション:今回は最近疑問に思っていることについて無空さんに質問し、その話が中心になりました。
私の疑問は、幻影論(「すべては幻影」)と不可知論(神や人間、宇宙、真理、悟り等に関する究極的な真実は誰にも分からない)についてでした。
多くの悟った人(覚者)方が言うように、最近私は「すべてが幻影」だと思っているのですが、すべてが幻影なら、覚者方の存在も彼らが言うこともすべての経典・聖典の内容も、すべて幻影、フィクションなのではないか。自分の意識以外は存在しないのではないか。



意識以外存在しない、それは、覚者方も言っていますね。
ただ、自覚されながら書かれていると思いますが、「自分の」意識という言い方になりますと、現れた多様性、書かれている幻想側からの視点ですね。
すべてが幻想だという視点からは、もっとも身近な幻想が「自分(個人)」です。


受講者
もう一つ。
全知全能でない限り、誰も、どんな覚者も、「これが真理・真実である」などと断言することはできないのではないか。
完全に悟った覚者でも全能の神でも、「これ以上の真理はない、これが最高の真理である」などと言うことはできないのではないか。
本人がたとえそう「知って」いたとしても、インド系の悟りと違うことを信仰しているイスラム教徒やキリスト教徒(及びその神)でも、彼らの教えが正しいと「知っている」と言う(思っている)わけで、どちらが正しいか(あるいはどちらも間違っているか)は、誰にも分からないのではないか。
すべての宗教家、スピリチュアルの人の確信は、おそらく彼らの「経験」に依存しているわけで、その経験がすべて幻影なのだから、その確信もまた全て「フィクション(幻影)」に過ぎないのではないかと、今は思っています。



経験は過ぎていくもの、一時的なものです。
変わらないのは、あらゆる経験に気づいている意識の方です。
また、経験自体は一時的なものですが、様々な経験を重ねることによって、意識自体の理解、認識は深まっていくということが言えます。

それが、ただひとつの意識が、それ自身を理解し、認識していく方法、在り方です。

すべてを疑ってみて、最後は疑い切れないものが残ると言われますが、現在は、それが意識であり、空だという自覚、認識は持たれていて、でも、それをつまらないと思う個人がまだ出てくるという状態ですね。


受講者
無空さんとお話ししても、これらの疑問は晴れませんでしたが、言葉・論理のないニルヴァーナ(悟り、真我)の世界の話を言葉で理解しようとする限界に突き当たっている気がします。



そのとおりです。
真我(純粋な意識・純粋な気づき・在る・空)の自覚は持っていらっしゃいますが、まだ個人の視点、思考習慣からそれを見ている、個人の思考習慣を適用してそれをそのまままるごと理解しようとしている状態です。
真我は個人を超えていますので、個人の視点からの理解には自ずと限界があります。


受講者
共鳴を始めて以来、今までずっと、自分の認識が自然にどんどん変わってきたので、上の認識もまた変わっていくのだろうと思います。
私はただその認識をただ眺めていこうと思います。



意識は変わりませんが、書かれてあるとおり、それについての認識は変化していきます。
広がり、深まり、厚みや奥行き、やわらかさ等も出てきます。
あなたは、今感じていることに対してとても実直で、姿勢もニュートラルですので、その在り方で在りましょう。

ポイントは、あなたが言う「幻想」という言葉を使わせて頂ければ、もっとも身近な幻想である自分(個人)の純化、柔軟化、変容というところですね。

基本は、それ(自分・個人)に気づいていること、そして、気づいている意識そのものに気づいていることです。

そして、今回お話しさせて頂いたように、これまで多めに意識されていた「自覚」よりも「在る」の方を意識してみてください。

同じものではありますが、また別の角度から刺激・活性化してみましょう。

また、なかなか空以外の質が感じられないとのことですので、今回は、オプションとして、もし快適にできそうであれば、空の状態、もしくは、在るが意識されている状態で、「喜び」や「在ることの喜び」等の言葉をただ意識してみましょう。
その言葉、あるいは、ご自身が好む心地よい言葉等を、ただ静かに、微細に意識してみましょう。
意味等を考える必要はありません。

個人ではなく、それそのものとして、ただ言葉をそっと意識し、そのあとの感じ(静寂等)を味わってみましょう。

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プロフィール

Author:のびのび
2010年8月に『無空庵』に出会い、師からの直接伝授(ゼロ意識共鳴セッション)により、本当の自分(ゼロ・空・愛)を思い出すことができました。
今も継続してセッションを受けています。
師の言葉は、分かりやすく、深く、やさしく、愛に溢れています。
師を通して伝えられたことを、私なりに整理してみたくなりました。
私の学びのノートです。

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